COMPANY会社概要

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Our Policyわたしたちのポリシー ~お仕事をご一緒する前に

お客様とともにプロジェクトを成功させるために、そして、わたしたちの価値を十分引き出していただくために、わたしたちのポリシーに同意してくださるお客様と一緒にお仕事をしたいと考えています。
そのため、初めてお仕事をご一緒するお客様には、ご提案の際にわたしたちのポリシーについての意図と詳細をご説明し、ともに良いプロジェクトを作るために議論する場を設けています。

Policy-1
「プロジェクトが成功しやすいワークスタイル」も商品


わたしたちは知識やマンパワーを提供するだけのコンサルティング会社ではありません。プロジェクトを成功させること自体がわたしたちの存在価値だと考えています。そのために、プロジェクトが進むごとに状況に適した方法論(プロジェクトの進め方)を提案します。加えて、プロジェクトが成功しやすいカルチャーをお客様の組織に持ち込むこともわたしたちの仕事の一部です。

このような考えのもと、わたしたちのコンサルティングから十分な価値を受け取っていただくためには、これまでの自社のワークスタイルにこだわらず、プロジェクトの進め方についてある程度ケンブリッジにお任せいただくことをおすすめしています。

もちろんわたしたちはお客様特有の事情には十分配慮しますが、これまで多くのプロジェクトを成功させてきた方法論に乗っていただくことこそが、結局は成功への近道となるからです。

また同じ理由から、コンサルタント1名を派遣するタイプの仕事もお断りしています。なぜなら、1人でお客様組織に乗り込んでも、方法論やワークスタイルを浸透させ、変革プロジェクト全体を成功に導くことは難しいからです。

Policy-2
プロジェクトの本質に集中する


プロジェクトを進める上で、時として非常に困るのは「プロジェクトを前に進める議論以外に多くの時間が必要となる」ことです。

例えば「過剰な進捗管理資料」「社内のプロジェクト監査に合格するための資料作り」「工数見積と実績の差分を誰かに説明するための調査」「硬直的な予算制度をかいくぐるための過剰な事務作業や調整」などがあげられます。

これらの作業に全く意味がないとは言いませんが、プロジェクトの本質的議論(何が業務課題か?どんなITで業務を支えるか?など)の時間を圧迫するのは、本末転倒と言えるでしょう。

わたしたちの商品(コンサルティングサービス)を買っていただくことの価値を最大化するためにも、プロジェクトメンバー(お客様メンバー、ケンブリッジメンバー双方)が中身の議論に集中できるプロジェクトを協力して作っていきましょう。

Policy-3
フェアな価格決定をします


コンサルティングサービスは高額な買い物ですので、お仕事を始める前に値引きなどの交渉ごとが発生しがちです。

しかしわたしたちはお客様との間で値引き交渉をすべきではないと考えます。また価格の詳細な内訳を提示したり、単価表をお出しすることもしていません。

なぜなら、同じ価値に対していただく報酬が高いお客様と安いお客様ができてしまうのはアンフェアだと考えているからです。わたしたちはプロジェクトの難易度、お客様にとっての価値、配属するコンサルタントの数とスキルなどを考慮して、どのお客様に対しても一貫した価格を提示しています。

わたしたちは、価格交渉はPolicy-2の「プロジェクトの中身に関係のないこと」の最たるものと位置づけています。プロジェクトマネージャーなど、本来中身に全力を尽くすべき立場のコンサルタントの時間を、価格交渉に向けた資料作りなどに使うのは、お客様に対して誠実な姿勢ではないと考えています。

誤解しないでいただきたいのは、お客様の都合をお聞きして、サービス内容(プロジェクトスコープ)を縮小することでご予算に合わせる相談には応じます。それはプロジェクトを成功させるためにも、わたしたちから100%価値を引き出していただくためにも必要だと考えます。

Policy-4
請負契約はしない


ケンブリッジは、プロジェクトの上流(戦略立案や施策検討など)から下流(システム構築)まで
End to Endでコンサルティングサービスをしています(ケンブリッジ自身が構築を担当するケースもあります)。

日本ではシステム構築の際には、請負契約を締結しベンダーに全責任を持たせるケースが一般的です。しかしわたしたちは、請負契約にはプロジェクトを成功させる上で多くの問題がはらんでいると考えています。

例えば、

・不確実性が高い現代において、何ヶ月もの作業を縛る請負契約は硬直的すぎる
・必ずしもプロジェクトを前に進めない見積作業に膨大な労力を使ってしまう
・契約締結後に発覚した作業について、責任の押し付け合いを避けられず、プロジェクトがOne Teamになるのを阻害する

などです。

したがってケンブリッジ自身が構築ベンダーになる場合、請負契約ではなく"Fixed Time Fixed Price"という独自のビジネスモデルをご説明し、準委任契約を結びます。ここでは"Fixed Time Fixed Price"についての詳細な説明はいたしませんが、1990年代の創業当時からわたしたちはこのビジネスモデルを採用しており、発注者と構築ベンダーがOne Teamを作りプロジェクトの成功をともに目指せる方法であると考えています。

Policy-5
プロジェクトでのハラスメントは許容しない


複数の企業が協働するプロジェクトでは、異なる文化、異なる立場の人々がストレスにさらされる状況に直面するため、ハラスメントに類する言動が横行しがちです。

しかしわたしたちは、社員はもちろん、お客様のプロジェクトメンバー、協力会社やベンダーであっても、ハラスメントに類する振る舞いは許容しません。むしろお互いへのリスペクトこそがプロジェクトを成功させるために必須だと考えています。

これはコンサルティングサービスの提供主体であるわたしたちの社員を守るためでもありますが、なにより、ハラスメントが横行する状況はプロジェクトが成功しやすいカルチャーではないと考えるためです。

こういった状況を未然に防ぎ、生産的で健康的なプロジェクトをともに作るために、プロジェクトのスタートにあたり、ケンブリッジ社員とともに、お客様コアメンバーやプロジェクト関係者にもハラスメント防止を目的とした「リスペクトトレーニング」に参加していただきます。

最後に


ここまで辛抱強くお読みいただきありがとうございます。

これを読まれている方のなかには、現時点でこのポリシーを満たすのが難しいと感じる方もいるかと思います(このポリシーに共感くださったとしてもすぐには他部署のルールを変えられない など)。
冒頭に書いたように、上記のポリシーはケンブリッジだけのためではなく、お客様のプロジェクトの成功に必要だとわたしたちは考えています。そしてお客様の組織を変えていくのは、わたしたちコンサルタントの仕事。

今回のプロジェクトを機に、常に変革し続ける組織をどのように作るか、ともに議論していきましょう。

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