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アイ・ティー・エックス株式会社様

 

ITXは、中期経営計画の重要課題として財務・管理会計の変革を位置付け、その新システム導入をケンブリッジへ依頼。短期間で新システムの構築・導入に成功しました。

世界初のIT事業創出会社 ITX

ITX株式会社(以下、ITX)は、ITおよびライフサイエンス分野において独創的で、革新的な企業の創造・育成・市場への送出を手がける「IT事業創出会社」(マーケット・アクセレレーター)である。

 

ITXは、2000年4月に日商岩井の情報産業本部が、分離、独立し誕生した。連結子会社29社(グループ従業員約2000名)と持分法子会社22社を有している。

 

グローバルなグループネットワークを最大限に活用し、「モバイル」、「ネットワーク」、「衛星・放送・コンテンツ」、「エレクトロニクス」、「ライフサイエンス」の5分野における新規事業を創造、育成し、株式の公開、M&A、そして次の新たな事業機会につなげていくエンジン機能も持ち、株主価値の極大化を図っている。

ITX独自の事業ライフサイクル管理の構築

ITXは、日商岩井時代からのボーダレスな事業、活動を通じて蓄積されてきたビジネスノウハウに加えて、引き継いだ100件を超える投資資産とグローバルに展開するグループ企業のネットワークとそのシナジーを通じて、事業の創出と育成を積極的に推進する環境が整っていた。

 

また、ITXのビジネスモデルにおける収益は、成長した事業により得られるキャピタルゲインと、各事業会社の事業収益から生み出される。このビジネスモデルサイクルを管理するための新たな仕組みを早急に導入することが必要不可欠となった。

 

一方、基幹システムについては、日商岩井の財務システムをASPとして利用していたが、レガシーシステムゆえでの自由度の低さ、ITXの業態の変化にASPが追随出来ないことより、新たにITX独自の事業ライフサイクル管理(投資案件管理)を行うための新システム構築および導入をすることとなった。

ケンブリッジは、ITXのシステム構築にあたり、ERPパッケージソフトSAP R/3の短期導入に成功した

今回のシステム構築の対象領域は、財務会計、管理会計(投資案件管理含む)とされ、2002年4月の運用開始が目標であった。本システム構築において重要な点の一つは、国内に事例のない持株会社の投資案件管理をどのように具体化するかであった。

 

ケンブリッジは2001年5月よりScope(業務分析)フェーズを実施し、案件別管理および組織別管理が連携する新たな管理体系を提言した。また、引き続き実施したPEW(パッケージソフト評価)フェーズにおいては、これらの要件を実現する手段としてERPパッケージソフトであるSAP R/3を候補に選定、同社と協力しSAP R/3の適合性評価を実施した。

 

さらにBPP(業務プロセス・プロトタイピング)フェーズを行うことにより追加開発を必要とする機能を抽出した。システム設計・開発フェーズもケンブリッジが担当。システム運営拠点には、インフォコム株式会社のデータセンターサービスを選択し、両社共同の下、システムテスト及び導入フェーズを実行し、計画どおり2002年4月1日にシステムは稼動開始した。

 

なお、この新しいシステムは、SAP R/3のプロジェクト管理機能と管理会計機能を統合させ、持株会社の投資案件管理を実現した国内でも最初の成功事例である。さらに有価証券管理業務の構築、組織別予算編成および管理システムの導入も成され、経理業務の省力化およびスピード向上も実現した。

 

ITXは2001年12月にナスダック・ジャパン上場を果たし、経営における新システムの位置付けはさらに重要なものになっている。

※SAP、SAPロゴ、R/3、R/3ロゴはドイツSAP AGのドイツおよびその他の国における登録商標です。
※この情報は2002年4月現在のものです。

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