RA制度

ケンブリッジのユニークな人事制度としてRA制度があります。新入社員からマネージャーまで、ケンブリッジ社員であれば、誰にでも1人のRA(リソース・アドバイザー)が付きます。RAの役割は、普段のプロジェクトワークから一歩離れた中長期的な視点から、個人のスキルアップやキャリアアップ、そしてメンタルケアに重点をおいたサポートを行うことです。RAは担当する社員が楽しく働くことができ、そしてプロとして成長していくための支援を行っています。

ケンブリッジカルチャーが支えるRA制度

先輩社員が新人の指導をする『メンター制度』を取り入れている企業もあるかと思いますが、継続的な運用が難しく、形骸化することが少なくありません。これに対してケンブリッジのRA制度は、導入当初から一貫して社員に欠かせないものとなっています。ケンブリッジでは、日常的に社員がRAと食事をとりながらミーティングを行っており、会社もそれを全面的にサポートしています。

RA制度の主な成功要因としては、ケンブリッジが特定の部署を持たないフラットな組織であり、継続して社員を見る立場であるRAが求められること、社員全員が「チームとしての成功を目指す」というケンブリッジカルチャーの下で結束していることが挙げられます。

RA側もコーチングスキルを磨く絶好の機会として制度の意義を大いに感じています。

成長を加速させるRAミーティング

RAとRAee(サポートを受ける社員)の間で定期的に開かれるRAミーティングの内容は、業務上の課題検討や自身のキャリアに関する目標設定といったものから、プライベートな悩み相談まで、RAeeによりさまざまです。重要なことは、RAはすぐに答えを教えず、RAeeが自分の力で問題を解決し、成長するように促すことです。

例えば、RAeeが自身の業務上の問題について相談したとします。RAは普段プロジェクトで接しているプロジェクトマネージャーとは異なる客観的な立場からRAeeの相談内容を整理し、問題の発生原因などに対して逆にいくつかの質問を行います。そうすることでRAeeの考えが整理され、問題が解決することがよくあるのです。また、RAは自身の経験から役に立ちそうな問題解決手法などの紹介も行い、RAeeが1人で問題を解決する力を養う手助けをします。時には次回ミーティングまでの宿題を課すこともあります。この繰り返しが、RAeeの成長を加速させているのです。

コンサルタントの目から見たRA (アンケート)

ケンブリッジの現役コンサルタントの声をお伝えするために、RAに対するアンケートを実施しました。

Q1. あなたにとってRAとはどんな存在ですか?

「相談相手」
日々のプロジェクトワークから離れて自分の中長期の成長を一緒に考え、ヒントをくれる存在。(入社2年目/コンサルタント)

「アドバイザー」
RAeeの成果やキャリアに対する考え方を客観的にとらえ、今後成長するためのアドバイスをしてくれる。(入社7年目/アソシエイト・ディレクター)

「自分のキャリア目標」
自分の身近な目標となる存在。(入社1年目/コンサルタント)

「サポーター」
長期にわたって自分のキャリアアップを支援してくれる。(入社9年目/アソシエイト・ディレクター )

RAとRAeeの関係

Q2. どんな時にRAの必要性を感じましたか?

「プロジェクトで期待通りの成果を出せない時に、PMと連携して、成果を出すための具体的施策の洗い出しに協力してくれた。」(入社8年目/アソシエイト・ディレクター)

「会社に対する改善提案がある時に、まずRAに意見やアドバイスをもらい、自分の考えをより深めることができた。」(入社9年目/アソシエイト・ディレクター)

「仕事面や自分のキャリアに悩んだ時に、気軽に相談することができた。」(入社1年目/コンサルタント)

「入社直後の不慣れな時期に、コンサルタントの心得や仕事の進め方を教えてもらい、非常に助かった。」(入社8年目/アソシエイト・ディレクター)